日本語能力検定試験1級読解問題傾向と対策1級日文檢定能力測驗一級Japanese certificate examination Tendency and measures 일본어 검정시험 1급경향과 대책

日本語能力検定問題傾向と対策
1級 読解篇


日文能力測驗檢定一級

일본어 검정시험 1급경향과 대책

Japanese certificate examination Level 1

Tendency and measures



  

【読解のポイント】
1.筆者は何を考え、何を言いたいのかを考えながら読む。読 解力はあるのに、間違えてしまう人の多くはこれができていない。自分の考えで判断してしまう。

2.「これ/それ/あれ」がでてきたら、それがどの部分を指 しているのかを考えながら読む。日ごろからこの習慣を身に付けておけば、何 度も読み直す必要がなくなる。読解は時間との戦い。

3.接続詞を問う問題があったら、そこだけ先に設問を見るよ うにする。

4.設問もしっかりと読む。パターンとしては、正しいものを ひとつ選ぶのか、間違っているのを一つ選ぶかであるが、読み落としてしまっ てあとで気がつくこともある。

                                        



問題


 今、公園の池にかかっている箸の辺りに目を向けているとしよう。すると、端の向こうから一人の少女がやって来る。目はその少女に引きつけられる。このと き、橋や池など周辺のものはすべて、単なる背景になってしまう。カメラでいえば、あっという間に、ピントが少女に合わせられてしまうのである。ところが逆 に、その橋の形が珍しく、それに注目しているときは、その上を通る人などは背景になってしまう。(桑原茂夫「ちょっと立ち止まって」光村『国語』)
 問題 この文でいいたいことは何か。
  1.人はどのようなものでも同じような見方をしている。
  2.何に注目するかによって見えるものが違ってくる。
  3.人はどのようなときでも人間を中心に見る。
  4.カメラを通してみると、ものが違って見える。            「1991年度1級より」  こたえは一番下              
         

学習方法



 はじめは短い文章からでもいいので、とにかく読むことだ。そして必ず読み終わった後で
筆者の言いたいことを文の中から探し出す。長い文の場合は、段落ごとに探す。探す際の
ポイントとしては、くりかえし使われている言葉、つまりとかすなわちとかなどのあとに来る言葉に注目しよう。読解力は、記憶では太刀打ちできないので、日 ごろから訓練する必要がある。    

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